■「はじめよう! Logic Pro X すぐに使えるポイント111」出版
田廻の二冊目の著書を発売いたします!
現役バンドマンの大津真氏を強力タッグを組んだ、今までにないLogic Pro X逆引き解説書です。
■著者:大津 真、田廻 弘志
■価格:2,700円(本体2,500円+税8%)
■ISBNコード:978-4-89977-434-1
■本のサイズ:B5判/フルカラー264ページ
■発売日:2016-04-25
■Amazon商品ページはこちら!
Mac用音楽制作ソフトの中でも圧倒的なコストパフォーマンスでプロからビギナーまで絶大な人気を得ているLogic Pro X。
比較的購入しやすい価格とそれに見合わない程の高機能なLogic Pro Xですが、初心者には少し難しい部分もあるようです。
本書は、Logic Pro Xの機能を、①オーディオ(音声など)の録音や編集をする「DAW」 ②MIDIデータの録音や編集をする
「シーケンサー」 ③MIDIデータに基づいて楽譜を作成する「ノーテーションソフト」の三大機能に分け、Logic Pro Xで音楽制作をする際、初心者がつまづきやすい操作・知識を111のポイントに絞り簡潔に解説した、これまでにないLogic Pro Xの逆引き操作解説書です。
Logic Pro Xの最新版10.2.2に対応しています。
本書は「すぐに使いたい」「DTMを楽しみたい」「使って覚える派」「GarageBandを卒業」などの人達を応援します。
■モスクワイベントHINODEのイベントテーマ曲を担当!
2016年4月23-24日にモスクワで行われる日本文化紹介イベント「HINODE」のイベントテーマ曲を田廻弘志が担当させていただきました!
タイトルは「ニッポンカワイイ NIPPON KAWAII」です。
こちらはHINODE特別バージョンで、VOCALOID CYBER DIVAと結月ゆかりが歌っています。
英語音源と日本語音源での発音の差がくっきりと表れました。
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<歌詞>
I speak a little Japanese. あいきゃんとすぴーくいんぐりっしゅ
I want to know Japan more. Nippon Kawaii. ニッポンカワイイ
Fujiyama Geisha Harakiri 富士山 芸者 切腹
Ninja Karate Judo Sumo 忍者 空手 柔道 相撲
Otaku Manga Kotatsu Futon オタク 漫画 炬燵 布団
Anime Kaiju Cosplay Karaoke アニメ 怪獣 コスプレ カラオケ
Sushi 寿司 Tempura 天麩羅 Sashimi 刺身 Wasabi 山葵
Kawaii カワイイ
Sukiyaki すき焼き Takoyaki たこ焼き Teriyaki 照り焼き Yakitori 焼き鳥
Kawaii カワイイ
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この曲のフルバージョンは、iTunesで発売中の#4アルバム「FUTURE MUSIC with FUTEER VOICES」に収録しています。
曲の解説などはこちらをご覧ください。
HINODEイベントサイトのテーマ曲特設ページはこちらです!
田廻弘志のインタビューを載せていただきました。
が、皆さまロシア語は読めないと思いますので、原文の日本語を下記に掲載します。
テーマ曲を作ったTAMAWARI Hiroshiさんにお話しをお聞きしました
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Q:このNIPPON KAWAIIはどんなイメージで曲を書きましたか?
A:日本語のままで外国語として通じるようになった単語を歌ってみました。日本の事を知りたい外国人の少女と、日本人の少女が楽しく会話します。日本の、特に若い女性は、ステキなものは何でも「カワイイ」と褒めるので、この歌でも、ニンジャもタコヤキもなんでも「カワイイ」と歌いました。
強くて大きなものを良いと感じるのは世界共通なのですが、小さくて可愛い繊細なものを良いとする日本文化を伝えたいと思いました。
曲調はテクノ風ですが、和楽器のサウンドを混ぜたので面白い響きになりました。
いろいろな日本文化を紹介するイベントのにぎやかで楽しい感じが表現できたら嬉しいです。
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Q:歌っているのは人ではなくVOCALOIDだそうですが、VOCALOIDって何?
A:VOCALOIDは日本の楽器メーカーヤマハの最新テクノロジーが生んだ歌声合成ソフトウェアです。
人間の声を元に作った歌声ライブラリを、VOCALOIDエディター上で操作して、コンピューターで歌声を作り出します。この曲では、英語ライブラリ「CYBER DIVA」と日本語ライブラリ「YUZUKI Yukari」を掛け合いさせてみました。同じ単語を歌わせても発音に差が出たのが本当に面白いです。
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Q:田廻さんはどんな人?
A:日本の作曲家・作詞家です。ゲーム音楽や劇音楽を作ってきました。最近、キャリアについてインタビューを受けたので、英語ですが良かったら読んでください。西洋音楽と日本の音楽を混ぜたり、音楽ジャンルをまたぐような新しい音楽を目指しています。
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Q:HINODEでどんなパフォーマンスをするの?
A:僕が作詞・作曲・演出を担当した、「VOCALOID™ Opera AOI with Bunraku Puppets」という短編映画をロシアで初上映し、舞台挨拶をさせて頂きます。また、AOI製作チームで「VOCALOIDとは何か?」についてレクチャを行います。
ブースではVOCALOIDやCD等を販売します。僕はロシア語はできないのですが、通訳ボランティアさんが付いてくれるそうなので、ぜひブースまで感想を話しに来てください。
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Q:はじめてのロシアでの公演で、どんなことを期待していますか?
A:僕は、ストラビンスキー、ムソルグスキー、ハチャトゥリアン、プロコフィエフ等、ロシアの作曲家にとても影響を受けました。彼らはヨーロッパ音楽にロシアの民族音楽を加えて独特の響きを作りました。僕は彼らの音楽の様に、ヨーロッパ音楽に日本の民族音楽を混ぜてみたいと思ったのです。さらには、最新のVOCALOIDと伝統的な人形劇も混ぜました。日本は伝統と最新が自然に共存している国だからです。そんな僕の音楽がロシアの皆さんにどう受け止められるのか?とても緊張しながら、率直な感想をお聞きするのをとても楽しみにしています。ぜひ気軽にVOCALOIDブースに来てください。質問も大歓迎です。
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Q:HINODEという文化イベントについてどう思いますか?
A:今、世界のいろいろな都市で日本文化を紹介するイベントが盛んですが、モスクワでも行われているとはご招待頂いて初めて知りました。なにより驚いたのは、日本文化に興味があるロシア人がこんなに沢山居るということです。本当に嬉しくなりました。同じものを観て聴いて感じて話すことで、私達はお互いをより知ることができ、世界の多様な美を知ることができます。僕はモスクビッチの皆さんにVOCALOIDについてお伝えしながら、実はロシアという国について教えて貰いにゆくのだと思います。皆さんにお会いするのが心から楽しみです。
■モスクワの日本文化紹介イベントHINODEで葵上を上映!
皆様の応援のお陰様で新たな海外上映が決まりました。
「ボーカロイドオペラ葵上with文楽人形」は、2016年4月23-24日にモスクワで行われる日本文化紹介イベント「HINODE」にて上映いたします。
http://hinode.asia/vocaloid-opera-aoi/
モスクビッチ(モスクワ市民)の皆様にハイテクと伝統を融合させたオペラをお届けしつつ、新しい楽器VOCALOIDについてレクチャー講演します。またブースでの物販も行う予定です。
どんなイベントなのか?現地の様子は?など、今後詳細が決まり次第お知らせいたします。
また、アマゾンでのブルーレイ・DVD販売も好評頂いております。在庫が切れないようにしておりますので、ぜひお友達にオススメしてください。
■アルバム「Future Music With Future VOICES」を発売
このたび#4アルバムがiTUnesなどで発売になりました。どうぞよろしくお願いいたします。
今回のアルバムは、「素晴らしい人間の歌手が山ほどいる中で、それでもなお合成音声を使用する意義は何か?」について哲学した作品集です。
人ならぬものが歌う意義とは? 人には歌えない新しい歌曲とは?
作曲家の新しい挑戦をどうぞ確認してください。
当事務所サイト内やiTunesにて試聴を用意しております。ぜひお聴きくださいませ!
■アルバム「神仏習合」発売
新しいアルバムを発売しました。
アルバムの詳細や視聴、販売リンクはこちらです。
また、11/14は池袋サンシャインシティでのボーカロイドマスター32 展示即売会に出展しました。ヤマハの開発者さんと記念写真。